堀越 俊成
Toshinari Horikoshi
1995年、福島県会津若松市にて生まれる。
東京芸術大学卒業。同大学大学院独唱科修了。市川市文化振興財団主催第32回新人演奏家コンクールにて優秀賞を受賞。第4回かわさき新人声楽コンクールにて聴衆賞を受賞。これまでに声楽を佐藤淳一、豊嶋祐壹、吉田浩之の各氏に師事。
オペラでは、「椿姫」アルフレード、「イル・トロヴァトーレ」マンリーコ、「シモン・ボッカネグラ」ガブリエーレ、「ラ・ファヴォリータ」フェルナンド、「ラ・ボエーム」ロドルフォ、「トスカ」カヴァラドッシ、「ジャンニ・スキッキ」リヌッチョ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」トゥリッドゥ、「カルメン」ドン・ホセ 等テノールの主要な役を歌い、いずれも好評を得る。また、「出雲阿国」名古屋山三郎、「箱」九 等の新作日本語オペラにも出演するなど幅広いレパートリーを持つ。
コンサートでは、ベートーヴェン「第九」「合唱幻想曲」、モーツァルト「ヴェスペレ」「レクイエム」などの作品でテノールソリストを務め、宗教音楽の分野でも高い評価を得ている。
2021年より藤原歌劇団に正団員として所属。オペラコンチェルタンテシリーズ「椿姫」アルフレード役、「ラ・ボエーム」ロドルフォ役、「第10回テノールの響演」等、数々の藤原歌劇団の公演に出演。2025年9月には、新国立劇場にて開催される藤原歌劇団本公演「ラ・トラヴィアータ(椿姫）」にて出演を予定している。